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2006年5月31日 (水)

どんな手を使っても

(問題)

AとBが同じページ数の本を読んでます。

Aは1日20ページ、Bは1日15ページのペースで読んでます。

Aが本を読み終えてから、7日遅れてBが本を読み終わりました。

この本は何ページの本ですか?

(回答例)

Bは1日15ページペースなので、遅れた分は、15×7=105ページ。

1日5ページ差がつくので、105ページ差がつくのは、

105÷5=21日

よって、Aは21日で読み終わったことになるので、本のページ数は、

20×21=420ページ

といった問題があったわけですが、

粘りと根性タイプのある子は、

20ページと15ページのペースで読み終わるから、

公倍数の60ページごとに読み終わる日を計算していき、

7日差がつくページ数まで、調べていく方法をとりました。

60÷20=3日、60÷15=4日(だから、1日差)

120÷20=6日、120÷15=8日(だから、2日差)

途中で、1日ずつ増えてくのに気づいて、420ページに辿り着きましたが、

こういった解法を使える子というのは、なかなかいないようです。

1から100までの和を求めよといった問題で、

ガウスの方法を使わず、地道に足していくっていうのも大事なんじゃないかなあと思うのです。

エレガントな解法に辿り着けるのは、こういう地道なことを平気でやっているうちに、見えてくるものなのかもしれないと思うのです。

エレガントな解法を説明して、ふ~んで終わるのは、あまりにももったいないことだと思います。

まず、自分の頭で手で、とにかく、答えまで辿り着こうとすることを、存分にやった子のみが、エレガントな解法の素晴らしさに、触れることができるのだと思います。

しかし、こういったことができる子が少ないのは、なぜか?

やはり、例題→説明→練習問題

この流れが元凶ではないかと考えています。

2006年5月25日 (木)

漢字宿題のその後

大学ノート1ページの漢字練習宿題は、

中間テストのテスト勉強で中断されました。

そして、中間が終わった今も、再開されていないようです。

お母さんともども、

「このまま、消え去って欲しいですね」

といったところです。

学校への直訴は、やはり勇気がいる事です。

今後もこんな風なことがあると思います。

どうすれば、穏便に進められるか…

内申っていったい何のためにあるんですかねえ。

2006年5月20日 (土)

宿題

宿題を、

ペナルティー

としてみている先生がいる。

何か悪さをしたら、宿題を増やすとか、

いいことをしたら、宿題がなくなるとか、

あ~、これでは、勉強は楽しくならないですよ~、

とその先生に言いたい。

宿題は、ご褒美ですよ。

より勉強したい子へのプレゼントです。

詰まんない宿題、なくなってしまえ~。

2006年5月19日 (金)

因数分解

ab+a+b+1

の因数分解。

普通のパターンは、

a(b+1)+(b+1)

(b+1)(a+1)

ですが、自分としてはちょっと味気ないかなあって思ってます。

では、どうやるの?といいますと、

abになるには、a×bかab×1なので、

(a   )(b   )

+aになるには、

(a   )(b+1)

+bができるためには、

(a+1)(b+1)

で、これでいいかなあと展開して確認して、よしできた。

って感じです。

展開して確認するとか手間かかるんですけど、こっちの方が、

分解してるって感じがする

ってだけなんですけど、好きなんです。

スマートなやり方だけでなく、泥臭いやり方もいいところあると思うんです。

効率優先し過ぎるのも何だかやだなあという話でした<(_ _)>

2006年5月10日 (水)

教える

文章題ができないとか、考える力が弱いとかいっぱい言われているわけですが、

その原因として、

「教えすぎ」

というのがあるんではないかと思っているのです。

ちょっとわからないとすぐヒント。

ちょっとつまづくとささっと手を差し伸べる。

短期の効果は出ると思うんですよ。

で、まあ、それにだまされちゃう人が、このやり方はいいって思っちゃうんじゃないかと。

忘れる子は、ほんと忘れます。教えたことは。

自分でやり遂げたことしか覚えてないってくらい、教えたことは忘れます。

まあ、自分の少ない経験の中からの傾向でしかありませんが。

教えないことをやっておかないと、のちのち、困る場合が多いんです。

まあ、これも、自分の少ない経験の中からの傾向でしかありませんが。

2006年5月 1日 (月)

宿題考察

宿題を出す先生は、学校にたくさんいますが、ほんとにその宿題が、かける時間と得られるモノのバランスが取れてるものなのかどうか、検証して出している先生はどれだけいるのかなあと思います。

まず、全員共通の宿題を出していたら、この時点で、変ですね。

簡単すぎて時間の無駄。

難しすぎて時間の無駄。

になる子が出てくる。

そんなこと言ったら、全員違った宿題にしなくちゃいけないじゃないかと言われるわけですが、

その通りですね。

が正解なんじゃないかと思います。

そうすると、そんなのこっちでは出せないじゃないか、となるわけです。

これまた、その通りですね、になります。

いっぺんに全員に宿題を出すのは不可能だと私は考えます。

では、どうするのか?

その都度、宿題を必要とする子に、必要な宿題を出す。

それ以外は、宿題なんて必要なし。

という考え方です。

となると、そんなんだと子供が勉強しないだろ、と来ると予想されますが、

それは、それまでに、勉強したくないという考え方を埋め込ませてしまった周りの環境に責任があると思うのです。

宿題がないと勉強しない子は、もう勉強が嫌いになってしまっているのです。

そうでない子は、宿題が無くても、勝手に勉強します。

だって、楽しいんだから。

勉強を楽しくないもの。宿題は辛いもの。という考えが染み付いてしまったかわいそうな子が困るのです。

勉強は習慣でするものでなく、したいからするものなんだということを、もう一度良く考えて欲しいなあと思うのです。

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