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2006年10月26日 (木)

トレーニングその2

運動の基礎トレーニングのように、繰り返し練習する学習トレーニングが、

何か違うんじゃないかな?って思っているのは、

実際に接してきた子供たちを見ていて、

そういう方針の担任だった子と、そうでない担任だった子の間に、

顕著な差を感じることができないという経験からきています。

なので、もっとたくさんの事例を見たら、差があるよ

と言われたら、そうですか~となるわけですが、

今のところ、そういった具体的なデータは見た事がないのです。

最終的に、

初めて出会った出来事にどう対応することができるか

という能力を身につけるのが大事だと思います。

教科とかで言うと、応用問題って範囲のものですね。

で、繰り返し練習タイプにおける、応用問題のトレーニング法で、

話に聞いたものは、

やっぱりそれでも繰り返し練習で、すべての問題をパターン化する

基礎部分に時間をかけなくていいから、応用問題の練習に時間をかけることができる

というものぐらいしか、聞いたことがないんです。

もし、こうやっているんだよという情報が書かれているものを知っている方、いらっしゃいましたら、教えていただけると、大変勉強になるので、嬉しいです。

というわけで、私は、

繰り返し練習タイプをしていたから、応用問題の学習が格段にやりやすくなったという事例を見たことも聞いたこともないのです。

昔から、

計算はできるけど、応用問題はできないとか

漢字は書けるけど、読み取り苦手とか

模写はできるけど、創造画は思いつかないとか

何かず~っと言われているような気がします。

これを何とかするトレーニング法を模索していかないといけないのではと思うのです。

で、繰り返し練習タイプでは、これを達成することは、できていないのではないかと感じていて、

もっと新しいトレーニング法を、と思うのです。

2006年10月23日 (月)

トレーニング

勉強のトレーニングに、

運動のトレーニングを例に出す方が、いらっしゃいますが、

違うような気がします。

頭が成長し、良く解るようになるのと、

体が覚えて、技能が上がるのとは、

違うような気がします。

違うと思うのは、

反復練習と基礎トレーニングにあたるところです。

運動においては、非常に大切だと思うのです。

で、勉強でも、同じく大事なんだけど、

その練習方法が、運動のそれと、同じ感覚で行われていることが多いように感じ、

また、それは、勉強においてはうまく機能しないと思うんです。

例でいうと、

漢字を何回もたくさん書く。

っていう漢字練習方法。

この練習方法は、とても広まっていて、これに頼る人が大勢いました。

なぜ、この方法は、ここまで、支持されるのか、私にはよくわかりませんが。

運動のトレーニング法も、時代とともに進歩してきています。

学習トレーニング法も、もっと研究されるべきものだと思います。

余分なことを考えず、とにかくやれ

とかって、考えることを身につけることに、矛盾している。

変だと思わないのかなあ。

2006年10月12日 (木)

算数の問題の解き方

教科書の流れって、

具体物で操作して、答えを見つける。

       ↓

法則を見つけて、数字を操ることで、答えを見つける。

みたいなのが多いように思うのです。

で、まあ、最初の、

具体物を操作して、答えを見つける。

という方法の地位が、低いように思うのです。

例えば、

数列がある。

ある法則で並んでいる。

30番目の数字は?

みたいな問題の場合。

30個、法則にしたがって、書いていけば、答えは出るわけです。

が、文章題が苦手な子ほど、このやり方をしません。

わかる子ほど、やります。

で、わかる子は、書いているうちに、法則を見つけ出し、スマートな解法を見つけていきます。

苦手な子は、手が止まったままです。

その手の問題が出るたびに、

「とりあえず、絵で描いたら?」

とアドバイスします。

そのときは、描きます。

が、次にそういった、ぱっと解法が見つからない問題に出合った時、やっぱり、できなくなってます。

泥臭い解法はかっこ悪いというイメージが何か付いているような気がします。

教科書の順番からして、最初の考え方より、後の考え方の方が高級みたいな空気が漂ってしまっているような気がします。

ここんところ、何とかしていきたいと思います。

2006年10月 5日 (木)

円周率

3だとか3.14だとか、ゴタゴタいわれていますけど、

3でも、3.14でもないわけで。

円周と直径の比

という定義の方を、きちんと伝える方が大事ではないかと思うのです。

で、数値としては、

3.1415926535・・・・・・・

と続く無限数だということをきちんと押さえる。

そうすれば、使う段階で、3だからとか3.14だからとかなんて問題にならないと思うのです。

たいていの問題には、最後にこう付いています。

ただし、円周率は○○とせよ

だから、立式できてるかみるなら「3」

ちょっと、小数の計算をみたいなら「3.1」

3桁の掛け算みたいなら「3.14」

分数の計算みたいなら「22/7」

雑学としてなら「355/113」

みたいに、○○のところを変えて出せば、いいんじゃないの?って思います。

古い話ですけど、こだま先生のところでちょっと出たので、書いてみました。

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