トレーニングその2
運動の基礎トレーニングのように、繰り返し練習する学習トレーニングが、
何か違うんじゃないかな?って思っているのは、
実際に接してきた子供たちを見ていて、
そういう方針の担任だった子と、そうでない担任だった子の間に、
顕著な差を感じることができないという経験からきています。
なので、もっとたくさんの事例を見たら、差があるよ
と言われたら、そうですか~となるわけですが、
今のところ、そういった具体的なデータは見た事がないのです。
最終的に、
初めて出会った出来事にどう対応することができるか
という能力を身につけるのが大事だと思います。
教科とかで言うと、応用問題って範囲のものですね。
で、繰り返し練習タイプにおける、応用問題のトレーニング法で、
話に聞いたものは、
やっぱりそれでも繰り返し練習で、すべての問題をパターン化する。
基礎部分に時間をかけなくていいから、応用問題の練習に時間をかけることができる。
というものぐらいしか、聞いたことがないんです。
もし、こうやっているんだよという情報が書かれているものを知っている方、いらっしゃいましたら、教えていただけると、大変勉強になるので、嬉しいです。
というわけで、私は、
繰り返し練習タイプをしていたから、応用問題の学習が格段にやりやすくなったという事例を見たことも聞いたこともないのです。
昔から、
計算はできるけど、応用問題はできないとか
漢字は書けるけど、読み取り苦手とか
模写はできるけど、創造画は思いつかないとか
何かず~っと言われているような気がします。
これを何とかするトレーニング法を模索していかないといけないのではと思うのです。
で、繰り返し練習タイプでは、これを達成することは、できていないのではないかと感じていて、
もっと新しいトレーニング法を、と思うのです。
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