最近のトラックバック

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

ブログランキング

  • 教育ブログランキングに参加しています
    にほんブログ村 教育ブログへ

ツイッター

  • ツイッター

« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2006年11月27日 (月)

最低限

考えるにしても、最低限の事は、知っていないと無理だという意見があります。

けど、

最低限ってどのラインなのかワカラナイんですよ。

1+1というのが、

○+○だということが解るのならば、

1+2も

○+○○ということが解り、

どんどん拡張していけば、

足し算は、すべてできることになる。

掛け算も、3桁×2桁をしなくなったのは、イカンという意見もありますが、

理屈の上では、できるはず。

でも、できない子が出るから、議論がなされる。

どうしても、考えを自分で拡張していかなくてはならないところが出てきてしまうわけだから、それができるようなトレーニングが必要になると思うのです。

で、これは、どうしたらできるのだろうかということになるわけで。

教えたり、ヒントを出してしまったら、最後の壁を乗り越えることのトレーニングにはならないし。

高すぎる壁に挑戦させ続けても、無理なわけで。

ぎりぎりの高さの壁を、与え続けるしかないのかな。

けど、ぎりぎりの高さの壁なのかどうかがはっきりしないわけで・・・

難しいです。

2006年11月17日 (金)

「ゲーム脳の恐怖」の恐怖

ウィキペディア

保護者の感覚を見るために、巡回している掲示板の一つ

陰山学級掲示板

ゲーム話になると、どうしても

ゲーム脳の話題が出てくる。

その都度、

いろんな意見を見てから、判断してください的な書き込みをすることになる。

上手な付き合い方をしていきましょう的な発言をされる方もいるが、

ゲーム=悪

といった結論にいつもいくのが、ここの特徴みたい。

2006年11月14日 (火)

反復練習について

トラックバックしていただいたブログを読んで。

数字をランダムに並べたフラッシュカードを覚えるというのがあります。

7個±2個あたりが普通の人のようです。

「192736459」と「123456789」

同じ9個ですが、右側なら多くの人が、覚えていられると思います。

数字の羅列なんだけれども、右側には、左側にはない特性を持たせることができるので

記憶に残りやすくなってます。

この例ですと、数字の、1、2、3、4、5、6、7、8、9って順番が多くの人に共通認識としてあるという特性です。

なので、数字の唱える順番をしらない世界の人だと、右側の数列でも、覚えられないことになります。

こう書いてますと、

「やっぱり最低限の知識は覚えるしかないではないか」

となりますが、それはしかたがないことだと思います。

何にもないところでは、確かに無理です。

けど、九九とか漢字などは、覚えるしかないものではない

というのが、私の立ち位置です。

3の段なら、3×1=3、3×2=6、・・・となっていますが、

「3×1=3」と「3×2=6」の間には何の関係もないかというと、そうではないですよね。

「3×1=3」よりも「3×2=6」の値は「3」大きくなるという関係があります。

で、その関係を意識していれば、身につけるための時間は大幅に短縮されると思います。

先の数列の例のように。

漢字も、「休」という字を例にとれば、

人偏が人を表し、木のそばに人がいる様子を表している字であり、

だから、「休む」という意味を持つものになった。

とつなげていく事によって、記憶するまでの抵抗を少なくすることができると思うのです。

学校での学習で、

「これはどうにもならない、丸覚えするしかない」

というものはほとんどないと思ってます。

で、教える立場の人は、こういったものを、どのように、見て行くといいのかということを、

教えていくのが仕事なのではないかと思ってます。

それを、せずに、繰り返される反復練習というのは、時間を多く費やす割りに、実が少ないものになってしまうのではないのでしょうか。

と、書いてみました。

反復練習自体は、一つの練習法としてありだとは思います。

が、その練習の仕方がおかしいんじゃないかというのが、いろいろ書いてる基になっているんだと思います。

2006年11月 9日 (木)

お値段

他の塾の広告を眺めていて、値段表が書いてありました。

小1~中2まで、同金額、

そこから、中3、値段上がる。

高一、さらに上がる。

高2、さらに上がる。

高3、もっと上がる。

とまあ、一言で言うと、年齢が上がると、値段が上がるようです。

で、不思議に思ったわけです。

まず、小1~中2が同じ値段な事。

次に、中3と高1では、子供の大変さは、中3の方が上なのではないかということ。

私の考えでいきますと、

小1を教えるのは、小6を教えるより、大変だと思う。

中3の受験に対しての精神的プレッシャーを考えれば、高1よりも大変だと思う。

なので、年齢で値段を決めるのなら、

小1、小2は高めに。

中3は高め。

高1は中3より安く。

とした方が、しっくりくるんですが、いかがなものでしょうか?

まあ、私のところは、年齢関係なしの全学年、同一料金なんですが。

2006年11月 2日 (木)

学習指導要領

高校での履修問題が新聞に連日載ってます。

んで、話が、

指導要領をもう一度見直したら?

って方向に行ってくれると、嬉しいんですけど…

で、高校だけでなく、小中も見直してもらいたいのです。

私の希望は、

小1~小3の内容を減らす。

その分は4,5,6年へ回す。

というのが、大元です。

前に、低学年の算数

でも書きましたが、学年が上がって、解らなくなる原因は、

その学年の単元が難しいからではなく、その前の段階の概念の獲得ができていないから、

だと私は考えています。

なので、とにかく、低学年の段階の概念をしっかり身につけていった方が、いいと思うのです。

土台がしっかりしていれば、その上に、積み上げていくのは、そんなに苦労しないと思っています。

なので、小4以降に、学習内容を寄せていっても、十分理解することができると考えています。

前回のトレーニングと合わせて、学習内容の見直しもしてほしいと思います。

« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »