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2007年6月19日 (火)

掛け算と九九

2年生で掛け算を習います。

けど、

いつの間にやら、

「九九」の単元になってしまっている状況を多く見てしまいます。

とにかく、「九九」

掛け算の仕組みは、ほんのさわりだけで、

ひたすら、「九九」

「わかる」より「できる」のいつものパターンです。

3年生で、桁数が増えた掛け算をします。

36×4とか、429×5とか。

○○・・・30個・・・○○●●・・・6個・・・●●

○○・・・30個・・・○○●●・・・6個・・・●●

○○・・・30個・・・○○●●・・・6個・・・●●

○○・・・30個・・・○○●●・・・6個・・・●●

って、意味だからねってことで進んでいくはずなんです。

けど、どうも違う感じで習ってきている子が多く見受けられます。

桁数の多い掛け算の意味を習ったら、結合法則、分配法則を自然と学習しているはずなんですけど、

3×9+5×9

なんて問題が

8×9

と答えが一緒になるってわかる子が、あまりにも少なすぎると思うんです。

力の入れどころが違う気がしてなりません。

「九九」の習得を3年生で。

で、浮いた時間を、視覚化などで、意味を伝えるのに回す。

といったことにすれば、

「九九」を覚えなくちゃいけないプレッシャーに、

子供も保護者も教師も解放されるし、

理論もしっかり身につけられるし、

すべてうまく回るのになあって、ずっと思ってます。

「九九」が2年生の段階でできてないといけない理由が、まったく見つからないんですもの。

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コメント

TBありがとうございました (^^)

九九の暗唱はせめて3年ですよね(本音を言えば、子どもによっては生涯九九の暗唱なしもありかな)。

いったん定着してしまった常識をくつがえすのは難しいですね。地道に訴え続けていきましょう!

そういえば、次の記事でゲームの効能が書かれていましたよ♪

http://off.nikkei.co.jp/contents/feature/archive123/article03.html

こだま先生、カキコありがとうございます。
1,2,3年生の進度が速すぎると思うんです。
方向が違う方向いてる気もしますし。
根っこの部分をどうにかしていきたいですね。

ゲームの効能記事。
計算よりもゲーム、って写真にコメントが入ってて、笑えますね。

はじめまして!せきちゃんと申します。
九九の学習になってしまっている……。
確かにそうですよね。
かけ算の指導はすることはするんですよ。
3×9+5×9=8×9も,2年生ですが,指導しました。
子どもたちは,びっくりして,いろんなかけ算を試していました。
本当は,3年生ぐらいでしたかったですけど……。

せきちゃんさん、カキコありがとうございます。
「子どもたちは,びっくりして,いろんなかけ算を試していました。」
こういう、「びっくりして」っていう衝撃。
その後の、「試して」っていう試行錯誤。
これの繰り返しが、楽しさをどんどん昇華させていくんじゃないかなって思います。
お仕事、頑張ってください!

アメリカに住んでいます。3年生の義理の息子が掛け算を1年以内、4年生になるまでにマスターするように担任の先生から言われたとアメリカ人の夫がいいました。私は日本で24歳の息子を育てましたが、確か3年生の時にはすらすらと九九を言えたと覚えています。アメリカ人の子供は勉強しません。これでは国際競争に負けるなと実感しています。

久美子さん、カキコありがとうございます。
九九がすらすらでなくても、掛け算の仕組みが解るようになれば、その後は大丈夫だと思います。
けど、

「アメリカ人の子供は勉強しません。」

勉強しないことは、成長しないわけで、九九以前の問題だと思います。
勉強しない原因は何なのか?考えるところだと思います。

実際、日本も、勉強しなくなってきているといわれてますし。

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