どうされたのかな?
四谷大塚系列の学習塾に行っている小3の子。
体験から1ヶ月たち、予約が来ませんので、
入塾はパスされたようです。
体験のときに、学習塾で使っているテキストを見せてもらいました。
数字しか書いてませんでした。
ああ、たぶんそうだろうなと思って、
数字だけでは解けない問題をやってもらいました。
○○○○A○○○
「子供が1列に並んでいます。Aくんの前に4人、Aくんの後ろに3人います。全部で何人?」
「子供が1列に並んでいます。Aくんは前から5人目、後ろから4人目です。全部で何人?」
「子供が一列に並んでいます。Aくんの前に4人、Aくんは後ろから4人目です。全部で何人?」
上の問題は全部、上の図のことを表しているわけですが、文中の数字はすべて違います。
きちんと文意を捉えてないと、間違えるわけです。
で、体験の子は全部、間違えたんですね。
出した問題は、2番目の表記だったんですが、体験の子は、1番目の表記で計算していました。
5+4+1
って。
+1ということをパターンとして使ってました。
人が並ぶ問題=+1をするみたいな感じ。
お母さんが教えまくっていたそうです。
学習塾から
「お母さん、教えないでください」
と言われてしまうくらい。
けど、学習塾の定期テスト前になると、教えてしまうそうです。
「悪い点を取ると、何かペナルティーでも付くんですか?」
と聞けば、
「何もないです」
と返ってくる。
「なら0点でもいいじゃないですか」
と言えば、
「むにゃむにゃ・・・」
別のお母さんですが、
「ちょっと教えれば、解る問題が案外あるんですが、それでも、待つんですか?」
と。
知らなきゃ、無理な問題以外は、全部、自力で考えてもらわなきゃ、力になりませんって。
さて、体験の子、どうしてるのかなあ。
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