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2010年1月 4日 (月)

なぜ同じ授業を受けているのに学力に差がついていくのか?

ということについて思っていることを。

二点。

頭をたくさん使う。

自分なりの結論を持つ。

上の二つですが、

一つ目の、たくさん考えるというのは、まあ、よく言われている

考えた分だけ賢くなるってやつです。

で、二つ目が、授業ならではというか、

授業では、考えた後に、その考えがどうであるのか判定する機会がきます。

問題の回答が合っていたかどうかとか、

討論などで自分の考えは、ほかの子と比べてどうなのかとか。

この自分の考えを振り返る機会を持つことで、より自分の考えを深めることができるわけです。

 

で、

一つ目は、最初のうちはほとんどの子がクリアしてますが、

苦手意識が出てくると、最初から、考えることを放棄してしまいます。

これで、一つ目による頭の成長が止まります。

で、

二つ目は、時間が関係してきます。

考えていても、結論に到達する前に、授業が進んでしまうという状態です。

これによって、二つ目による頭の成長が止まります。

 

どちらから先に起こるかといえば、

二つ目。

そして、それが続いていく間に、

差がついていき、その差が、一つ目の状態へ移行していくと考えてます。

なので、できる限り、二つ目を起こさないようにするのが大事だと思うのです。

二つ目を大事にしているのでは、

仮説実験授業(←直しました)のようなものが挙げられるかと思います。

 

普通、学校で行なわれる研究授業では、

教授法を研究するのが通常ですが、

どのようなことを手立てとすると、

二つ目を起こさないようにできるかを考えていくというのも、

授業研究ということでは重要になると思うのです。

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