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2011年3月 6日 (日)

オンリーワンならナンバーワンじゃないの?(昔の記事)

 タイトルから分かると思いますが、SMAPのヒットソング「世界で一つだけの花」についてです。

 この曲、どうもひっかかる。

なんか好きになれないんですよね。

 で、考えた。

 「ナンバーワンにならなくてもいい」のところ。

 ナンバーワンを目指して頑張ってる人にとっては、自己否定されてるみたいで気分悪いんじゃないかと思うんです。

 競争競技はダメですか?

 とか考えてたら、今年の選抜高校野球の入場曲ですか。

 何か優勝しづらいなあとか考えちゃわないか。

 歌詞へのツッコミを続けると、

 「花屋の店先に並んだ花を見ていた…どれもきれいだね」

 当たり前でしょ。

売り物なんだから。

 栽培している人が丹精こめて育てた中から、なおかつ、見栄えよく上手に咲いた花だけ花屋さんにくるんじゃないの?

 もう、ここで競争してきたナンバーワンの花達なんじゃないんですか?

 それに、もう切花なので、その先がその花にはないところも気になる。

 野に咲く花なら、種を残し、枯れていくことができるけど、花屋の花にはそれができない。

 ちょっと、花屋の花って可哀想になってきません?

 「そうさぼくらは世界で一つだけの花、一つ一つ違う種を持つ、その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい」

 「その花を咲かせることだけ」の「だけ」って言葉が引っかかる。

 どうも自分のこと「だけ」やればいいみたいにとれてしまう。

 後、「その花」がどんな花なのか分かる人ってどれくらいいるんだろ?

 これが私の生きる道って分かって、頑張ってる人ってどれくらいいるんだろ?

 ほとんどの人が分かんないんじゃないかと思います。

 とはいえ、ここで「その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい」と言ってるところは評価。

 最後の最後の、「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」の部分が強調されるとちょっと…

 自己努力なしでも、「もともと」特別なオンリーワンだもんねと開き直る輩がでてきそうなので。

 
最後に屁理屈。

 「オンリーワンなら競争相手いないからナンバーワンだね」です。

2011年3月 3日 (木)

エンジンのついた子ども達(昔の記事)

卒業学年(6年生)を担任させてもらった子、2人から残暑見舞いが届きました。

 偶然にも、二人とも中学校で生徒会長をやってた子とやってる子です。

 振り返ってみて、二人に共通することは、自分から動き出す子だったってことですね。

 最初に送り出した子とは、よくけんかしました。もちろん、殴り合いじゃなくて口で、口論です。

 学級会が好きで、クラスに問題が発生すると学級会を自分から開かせてほしいと言ってきて、解決していってくれました。

 うまく、あの1年を送れたのも、この子のおかげといえるでしょう。

 
 授業をしているときに、算数などで

 「答え合わせするよ」

とか言った時、まだできてないと

 「もうちょっと待って!」

って言ってくるのもよくありました。

自分でやらなきゃ気が済まない。

 教師の仕事って、こういう自分から動き出すエンジンを身につけさせることだと思うんです。

 で、エンジンのついた子には、ガソリン(教材や声かけなどの働きかけ)を入れてあげる。

 そうすれば、あとは、どんどん子どもだけで新しい世界に突き進んで行ってくれるんです。

 エンジンのついてる子の作品は、図工、作文など何でもこちらの想像を越えてくれるんです。

 それがとても新鮮で、素直な気持ちで心のそこから賞賛の言葉を言ってあげられるんです。

 いい子ちゃんだと、こっちの指示に従って作品を作るから、こっちの想像を越えない。

だから、どうしても、誉め言葉がわざとらしくなってしまうんです。

 高馬力エンジン(熱中型) 多機能エンジン(好奇心旺盛型)など、いろんなエンジンを子どもに持たせてあげたいと思います。



今回のまとめ

 「高性能エンジンにハイオクガソリンを入れてあげたい」です。

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