オリジナルゲームその10「割り算筆算」
「割り算 筆算 ゲーム」
という検索ワードでたどり着いた方がいたので、考えてみました。
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2人対戦ゲーム
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用意するもの
トランプ1~9と1~8と絵札1枚
A)BC
↑のような割り算の筆算の2ケタ÷1ケタの紙(A,B、Cのところにトランプが置ける大きさ)
計算するノート
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ルール
準備
1~9の方をよく混ぜて、2人の間に裏向きに並べる。
1~8と絵札を表向きに脇に並べる。
先攻後攻をじゃんけん等で決める。
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先攻の子は、1枚ずつ、裏向きのトランプをめくり、
順番に、A→B→Cの場所に置く。
出来上がった「BC÷A」の筆算をノートに解く。
このとき、対戦相手の子も、筆算を解く。
解き終わったら、答え合わせを対戦相手とする。
同じだった場合は、余りにあたる数のトランプを、1~8と絵札の列からもらえる。
(絵札は、余り「0」のときにもらえる)
すでに、その余りのトランプが取られていた場合は、もらえない
これで、そのプレイヤーの手番は終了。
計算に使った3枚のトランプを、順番に「裏向き」にして、戻す。
次のプレイヤーは、
最初に戻り、裏向きになっている「1~9」のカードから3枚を順番に、筆算シートにのせて、計算し、余りのカードを取っていくのを繰り返す。
余りのカードをすべて取り終えるか、ある程度の時間がきたら、試合終了。
余りのカードをたくさん獲得した方のプレイヤーの勝ち。
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答え合わせのとき、合わなかった場合。
挙手して、先生を呼び、答え合わせをしてもらう。
計算が合っていれば、余りのカードをもらうことができる。
計算ミスの場合は、余りのカードはもらえない。
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ゲームの勘所
Aに「1」をもってくれば、余り「0」確定。
Aに「2」をもってきて、Cを奇数にすれば余り「1」確定。
基本的に、Aに「9」をもってきて、BCを調整して他の余りカードを狙うことに上位の子はなるでしょう。
計算判定で挙手が多くなる子を、教師側は個別指導ということでサポートできるようにしてあります。
筆算の習得や数の性質に目がいかないレベルの子でも、適当に作った式で、カードが撮れることもあるが、最終的には、狙って式が作れる子が勝つようになっています。
式に使える数字が一つずつしかないことと、裏向きに戻すことで神経衰弱的要素を入れたことで、勝ち負けが一定の子になってしまうのを防いでいます。
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