算数・数学は論理を学ぶ教科だったのに
小5の女の子が、
思考力検定の問題をやっていたら、
「こういう問題がやりたんだよ~~」
って言いだしました。
見たら、論理の問題でした。
「○○くんは、赤い服を着ています。△△くんは、めがねをかけていません。…」
と条件がずらーっと書いてあるのを読み取って、
○○くんは、赤い服を着ていて、メガネを…
と答えて行くやつです。
算数・数学は、この力を身につけるための、教科の一番手でしょう。
どの単元にも、こういった要素を盛り込んでいって、
理屈で考える力を身につけて行く教科のはずです。
けど、いつのまにやら、算数・数学の基礎は、
「計算」
というものになってしまったようです。
誰がそうしたのか知りませんが、これが、基礎基本らしいです。
愚痴を言った小5の子の今やってるところは、
分数の足し算引き算かけ算割り算。
計算しか出てこなくて、うんざりしていたところに、ああいった問題が出てきたので、
思わず愚痴が飛び出たようです。
教科書の作りそのものを変えないといけないのか、
先生の教授法を見なおすことで何とかなるのか、
算数・数学ってどういった科目なのか、
考えて行くべきことがいっぱいあります。
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