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« 算数・数学は論理を学ぶ教科だったのに | トップページ | 内申点を自己申告制にしちゃいましょう »

2011年12月 1日 (木)

これは教えることか???

某塾の広告に授業風景の写真が載っていて、

黒板が映っていました。

そこには、

「・・・花タイプ」

「・・・と間は同じ数」

「2・両はし花タイプ」

「→・・・数が一つ多・・・」

「3・・・花・・・」

とありました。

植木算の解説と思われます。

が、これって、「~タイプ」なんて分類して、教えるような内容でしょうか?

間の数と植えられたものの数の関係を調べていくべきもののはず。

こうやって、教えるから、以前書いた

「1列に並んだ人間の数を求める問題」

はすべて

「出てくる数字を足して”1”足す」

とやってしまう重症な子が出てくるんだと思います。

「太郎君は前から3人目で後ろから4人目」は、6人。

「太郎君の前には3人いて、後ろには4人いる」は、8人。

この違いを考えようともしない。

で、この植木算の写真についたセリフが

「私がわかるまでしっかり教えてくれた!」

 

教えるんだったら、

「間の数と植えられたものの数にはどんな関係があるかを調べる”方法”」

というなら分かるんですけどね。

この写真を広告に載せてるということは、

これがいい方法だと思っているってことなんでしょうが、

自分だったら、絶対、行かないって思います。

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