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2012年8月30日 (木)

問題把握

文章題の苦手な子の傾向続編。

宮本算数塾のパズル本の中で、最初から最後まで同じルールで難易度がだんだん上がっていくタイプのモノは、あるレベルの子でも進めることが比較的に容易です。

が、きらめき算数脳や思考力検定問題集、宮本算数塾のパズル本でも、入門編のような構成になっているものになると、出来が極端に悪くなります。

問題の趣旨をとらえると言う部分が弱すぎるのです。

問題のルールを把握して問題に取り組む力が弱く、ルールを長い時間かけてやっと理解して類題を解くことはできる。

こういうタイプが勉強が苦手組です。

学校や大手塾の授業のスタイルがまさにこれで、

類題の説明→類題を解く→それの解説

と言う流れ。

問題が何を問うているのかを、学習者に考えさせるというトレーニングを全くしていません。

なので、

やったことない問題だがらできないわけです。

名文句

「教えてもらってないのでできません」

状態。

だから、できないんだよ。

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