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2013年1月30日 (水)

勉強のうさぎ跳び

学校の勉強法にはいろいろありまして、

運動のうさぎ跳びみたいに、今となっては、実よりも害の方が多いものもちらほらあるのです。

けど、数値として出てこないから、なかなか改善されないんだよね。

その中で、今回は、

「音読」

について。

まず、一番の、うさぎ跳び音読とは

「一斉読み」

と言われるもの。

あの、せーのでクラス全員で教科書を読むやつです。

これがうさぎ跳びになるのは、

第一に、合わせることに意識が行ってしまう。これが一番まずい。

合わせるためにどうするかというと、

間を開ける場所を同じにしようとする。

すると、「文節」で切ることになります。

「赤い」「花が」「咲きました」

こんな感じ。

しかし、音読とは聞く人に内容を伝えるのが目的。

すなわち、文の構造を把握して読まないといけない。

上記の例文では、

「赤い花が」「咲きました」

「赤い」は「花」にかかる言葉なので間を入れたらおかしいわけですね。

一文でもこういうことが起きます。

では、2文、3文と長くなった時、

どうやって、読むスピードを調節するのか?

そこで出てくるのが、学校でしか通用しないローカルルール。

「、」で1拍。「。」で2拍。

これです。

やってることは、音楽になっちゃってます。

文の内容をつかむとかそういう国語的なことはどっか言っちゃいました。

このうさぎ跳び音読のおかげで、

朗読を教えている方々はその矯正に四苦八苦してるという現状。

間違ったトレーニングのやりすぎで、

実践で使えないわ、治すのに時間がかかるわで、まいったねこれ状態。

こういった、うさぎ跳びトレーニングはまだまだあるので、

学校の先生は当たり前ながら、お父さん、お母さんといったおうちの方も、

トレーニング法の研究をして、うさぎ跳びトレーニングになってないか気をつけて行きたいところですね。

2013年1月27日 (日)

勘所をつかむその2

この前の続きでちょっと書きます。

ゲームの勘所をつかむのが上手な子は、その多くが、学校の勉強もできる子で、

ゲームの勘所をつかむのが下手な子は、傾向があんまりまとまってません。

学校の勉強ができる子でも、ゲームの勘所をつかむのが下手な子は多くいます。

ただ、ゲームの勘所をつかむのが上手なのに、学校の勉強ができないって子は、今までの経験上、出会ってません。

経験上っていっても、300人ぐらいですけど^^;

あ、それから、ゲームはアナログで、です。

米長永世棋聖は、学校の勉強がどうだったかわかんないですが、

「兄貴達は、馬鹿だから東大に行った」

と言ってます。

こう見てくると、

ゲームをする方が難しくて、学校の勉強なんて、何とかなるような気がしてきませんか?

2013年1月25日 (金)

勘所をつかむ

新しいゲームを最初にプレイした時、

目の付けどころがいいかってのは、

勉強に置いての、最初のとっかかりがいいかってのに通じるものがある気がします。

そのゲームの勝ち筋に、いち早く辿りつけるか?

で、辿りつける子の方が、当たり前のことながら、そのゲームを楽しむことができるわけで。

同じように、勉強においても、勘所をうまくつかんだほうが、その勉強を楽しむことができる率が上がるってことです。

6,6,3,1年のグループでは、6年生の2人が勘所をつかむのが上手です。

で、2人上手なのがまたうまく作用します。

この二人が、高レベルで作戦を闘わせることで、1,3年生の子が、そのゲームで勝つための勘所を自然と掴むことができるんです。

これが1人だけだと、こうはうまくいかないです。

1人だけが独走しちゃって、他がついていけなくなっちゃうし、トップの子もそんなに作戦を考えなくても勝てちゃうから、考えなくなっちゃう。

やっぱり、ゲームは

「対人戦」

ができるゲームがいいなあって思います。

アナログでも、デジタルでも。

それと、

「ライバル」

の存在。

2013年1月18日 (金)

できなかったらまた今度

問題なんて世の中たくさんあるんだから、

一つの問題がその時にできなくちゃいけないってことは、

試験の時ぐらいだし、

その試験も、入試とか資格試験とかそういう試験であって、

定期テストとかならできなくてもそんなに絶望するもんでもないと思ってる。

 

う~んって考えた。

分からなかった。

また今度にして、

別の問題をやってみよう。

でいいと思う。

要は、頭を使って考えるトレーニングを積むのが大事なわけで、

できるかどうかは二の次だと思う訳。

それに、

できなくても前進してるってことをもっと周知させるべき。

だって、

「できない方法」を「発見」したんだから、

それは、前進なんだって。

だから、

「できなかったら、また今度」

でいいと思う。

2013年1月10日 (木)

内申きつすぎ

N田塾の広告に

主な高校の合格予想ラインの表が載ってました。

内申35以上の高校でしたが、

合格率50%の内申点と、合格率80%の内申点が「1点」しか差がありませんでした。

旭丘なんて、43で50%、44で80%とかの世界。

体育苦手ってだけで、もう合格率50%とかおかしいって。

入試をやっていて、おかしいなあとか疑問に思わないのかなあ。

入試制度の改革が進められてるらしいですが、受験生が納得できるシステムにしてほしいと思います。

2013年1月 5日 (土)

人として

「九九ができない」

「黒板の内容を写すことができない」

「ものさしで直線が引けない」

「合同条件を覚えるだけで1時間以上かかる」

上記のことができないと、

「学力ややる気うんぬんの問題ではなく、人として当然できてしかるべきことができない子供」

になるという人も世の中にいるようです。

2013年1月 3日 (木)

難しいてことは分かる

はなまるリトル3年生の問題の中で、

「重さ」の単元で

「4dlの水が入ったビーカーの重さを測ったら750gでした。その水を…」

ってのがあります。

それなりのレベルの6年生でしたが、

最初のところで、

4dl=400ml、400g

まで行った次に、

750÷400

と立式しました。

割り切れるまで筆算した後、ちょっと考えて、

750-400

をしました。

四則計算がしっかり使いこなせるようになるのは、だいぶ難しいようです。

そういった場面は、他の子でもいろんなところで見られます。

自分としては、

学校の授業、計算ドリル、業者テストなどの文章題の回答欄が、

「式」

ってのが出てきて、空白があって、

右下のところに「答え」って欄がある、あの形がこうなっちゃう原因の一つじゃないかなあって感じてるんですよね。

「式」のところが「考え方」ってなってるものもあるんですけど、式を要求しているように捉えられちゃってて。

「式」ありきって風潮をまず消すことが大事かなって思います。

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