ほんとに「AAAA」?
小3の算数で、
掛け算のひっ算を勉強します。
2けた×1けた
3けた×1けた
2けた×2けた
3けた×2けた
まで教科書に載っていて、勉強します。
ここまでの範囲が評価の対象なので、全部できていれば、
「AAAA」
です。
が、
このレベルの子に
3けた×3けた
をやってもらったら、
となりました。
けたがどう変化するのかの理解はできていなかったのです。
理屈では、これ以上のけたは教えなくても分かってもらえるだろうということで、
3けた×2けたまでが学習範囲になっているわけですが、
理屈が追いついてないと、こんな状況が出てきてしまいます。
この子は、通知表は
「AAAA」
だとしても
実際は、
「ABBB」
だったわけです。
ホントに理解しているのか?
ちゃんと確かめるようなことをしないと、
こういった
隠れABBB
がそのままになってしまって、その後の学年で落っこちることになります。
しっかりと、その子の実力を見極めることが大切です。
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