割り算の筆算(足し算と引き算だけで)
47245÷159
を足し算と引き算だけでやってみましょう。
まず、下ごしらえ。
足し算します。
159+159の筆算をして、159の2倍の318を出します。
159を一つ指で隠して、159と2倍の318を足して、3倍の477を出します。
指で159と318を隠して、一番上の159と477を足して、4倍の636を出します。
同様に、159と4倍の636を足して、5倍の795を出します。
これで準備完了。
割り始めます。
まず、頭の3ケタで比較します。
472に一番近くて小さい数は、「2倍の318」
よって、商に「2」を書いて、472のしたに318を書きます。
上から下を引いた結果は、154なので、159より小さい。
よって、下のケタに移ります。
「4」を下してくると、「1544」となります。
これに一番近いのは、「5倍の795」なので、商に「5」を書いて、1544の下に795を書きます。
上から下を引いた結果は、「749」
また、一番近くて小さい数を調べます。
すると、「4倍の636」が当てはまります。
同じケタの数を比べているので、「5」の上に「4」を書き足します。
また、上から下を引きます。
113になりました。159よりも小さくなったので、次のケタに移ります。
5を下してきて、「1135」にします。
数比べをすると「5倍の795」が一番近くて小さい数です。
上から下を引くと、「340」となります。
数比べをします。
すると、「2倍の318」が一番近くて小さい数です。
上から下を引きます。
22となり159より小さくなりました。
この下のケタもないので、ここで終わりです。
1の位は、「5倍」と「2倍」分なので、結果「7倍」分
十の位は、「5倍」と「4倍」分なので、結果「9倍」分
百の位は、「2倍」分
ということで、答えは、
「297あまり22」
となりました。
以前の記事、「割り算の筆算」
で、やってることは一緒です。
商を立てるのに悩んでる暇があったら、1~5倍の数を書いて見比べればいいんだよってことです。
慣れれば、3倍までで十分。
5倍→2倍+3倍
9倍→3倍+3倍+3倍
3回引き算するだけ。
割り算と言うよりは、「分け算」って感じの計算方法でした。
おわり。
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